「耐震編」設計スタッフ 貝沼の自邸建築ブログ~最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュな住まいづくり~ vol.2 「住まいの性能について」
- 貝沼 滉暉
- 設計スタッフ 貝沼の自邸建築ブログ
㈱新和建設 設計部の貝沼滉暉(カイヌマコウキ)です。
先週UPしたブログが高評価だったようで多くの方にお声がけいただきました!
モチベーションを保ちつつ竣工まで少しでも皆様のお役に立てる情報を提供できれば幸いです。
vol.2 住まいの性能について「耐震性能編」
2024年現行の建築基準法上では「耐震」「断熱(省エネ)」について定められています。この2項目は快適かつ安全に過ごしていただくための重要項目となりますが、基準法上ではあくまで最低基準をクリアすればOKという考え方です。
そこで今日は上記のうち「耐震」にピックアップして説明します。
耐震等級1(建築基準法の耐震性能を満たす水準)
【耐震等級1(建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たす水準) いわゆる「新耐震基準」。
・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度=阪神・淡路大震災や2016年4月に発生した熊本地震クラスの揺れ)に対しても倒壊や崩壊しない
・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度
※建築基準法ギリギリに設定されている場合には、震度6~7程度の地震に対して損傷を受ける可能性がありますのでご注意ください。
耐震等級2
耐震等級1の、1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準です。「長期優良住宅」では、耐震等級2以上が認定の条件とされています。また災害時の避難所として指定される学校などの公共施設は、耐震等級2以上の強度を持つことが必須です。
※新和建設の設計最低基準となります。
耐震等級3
等級3は、耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられるだけの性能・耐震強度水準です。住宅性能表示制度で定められた耐震性の中でも最も高いレベルであり、一度大きな地震を受けてもダメージが少ないため、地震後も住み続けられ、大きな余震が来ても、より安全です。
弊社モデルハウスや直近の新築住宅では基本的に耐震等級3を推奨しております。
災害による危険を少しでも減らせるように、より安心する住まいを提案していきます。
耐震等級割引
地震保険は、耐震等級に応じて割引が適用となります。割引率は、次のとおりです。
地震保険は「住宅の価格」+「家財の価値」を合わせた金額から試算されます。
大体年間で ¥20.000~¥30.000 程度の負担の方が多いのではないでしょうか
耐震等級3を選択すると半額の保険料で賄うことができます。
まとめ
耐震等級は基準法最低基準で良しとすることではなく、より安全性を意識した設計が必要となります。特に新発田~新潟市内など土地の価格が高く、中古住宅転売の需要がある地域では耐震等級についての証明書を取得しておけば住宅の価値が下がりづらく、買主も安心して購入することができます。
新和建設ではデザインはもちろんのこと断熱・耐震の基準も現行法を大きく上回る性能を推奨しております。
もし新築をご検討の方はお気軽にご相談ください!
性能解説編ということで堅苦しい文章が頻発しましたので
john mayerに憧れた田舎者のギター練習画像貼り付けときます。
中学生からギターやってましたが社会に出てから全然弾かなくなりました。。。たまにやると指痛い
#勤務中#広報みなみちゃんにわざわざ撮ってもらいました#撮影ハラスメント
次回ブログでは住まいの性能「断熱(省エネ)」を予定しております。
R7.10月末の入居を目指して、皆様に情報をお届けしながら、共に有意義な住まいづくりを進めていければ幸いです!
シリーズブログとして1週間に1回の更新を続けていきますので宜しくお願い致します。
㈱新和建設 設計部 貝沼
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