「断熱編」設計スタッフ 貝沼の自邸建築ブログ~最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュな住まいづくり~ vol.3 「住まいの性能について」
- 貝沼 滉暉
- 設計スタッフ 貝沼の自邸建築ブログ
㈱新和建設 設計部の貝沼滉暉(カイヌマコウキ)です。
いつもブログを読んでくださっている方、ありがとうございます!
モチベーションを保ちつつ竣工まで少しでも皆様のお役に立てる情報を提供できれば幸いです。
vol.2 住まいの性能について「断熱性能編」
2024年現行の建築基準法上では「耐震」「断熱(省エネ)」について定められています。この2項目は快適かつ安全に過ごしていただくための重要項目となりますが、基準法上ではあくまで最低基準をクリアすればOKという考え方です。
そこで今日は上記のうち「断熱」にピックアップして説明します。
断熱等級とは? 最新の断熱等級はいくつ?
断熱等級とは
断熱等級(断熱等性能等級)とは、2000年に施行された品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)で定められた、住宅の断熱性能を示す指標です。
「断熱等級は、数字が大きければ大きいほど熱の出入りが少ない、つまり断熱性能が高いことを意味します。断熱等級は2022年3月までは4が最高等級でしたが、2022年4月に等級5が、同年10月に等級6と7が新設されました。
なお2025年以降に新築する住宅では、断熱等級4以上、2030年には等級5以上の義務化が決まっています。【フラット35】を借りるには、断熱等級4以上やエネルギー消費基準をクリアしなければいけないなど、すでに断熱等級は4がスタンダードの扱いとなっているのが現状です。
また、建築地域によって区分が定められており簡単に言うと寒い地域はより断熱性能を高く 温暖な地域は低く設定されています。
わたしたちが拠点にしている村上市は地域区分4となっており新築住宅ではUA値0.34以下(4地域内における断熱等級6)を推奨しております。
先月OPENした緑町モデルハウスではUA値0.23の等級7となり現行基準の最高峰ということになります。
設計・施主として
村上市(旧朝日村)出身の人間としてはやはり暖かい住宅を目指したいところ。これからはエアコン一台で冷暖房を賄える住まいづくりがドンドン普及していくと思います。
まだまだ村上市エリアには断熱等級7の物件は少ないので是非自邸も「耐震」「断熱」ともにトップクラスの性能を目指していこうと考えています。(予算の許す限り。。。)
次回は敷地に対する配置の考え方、そして間取りの組み立てに入っていこうと思います!
他人の住まいづくり過程を見れる機会は中々ないと思うので是非ご覧ください。
(敷地図・間取り検討、すべて公開しながら進めます。)
R7.10月末の入居を目指して、皆様に情報をお届けしながら、共に有意義な住まいづくりを進めていければ幸いです!
シリーズブログとして1週間に1回の更新を続けていきますので宜しくお願い致します。
㈱新和建設 設計部 貝沼
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