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「迷走期間入りました」設計スタッフ 貝沼の自邸建築ブログ~最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュな住まいづくり~ vol.

  • 貝沼 滉暉
  • 設計スタッフ 貝沼の自邸建築ブログ
  • お知らせ

こんにちは
㈱新和建設 設計部の貝沼滉暉(カイヌマコウキ)です。

いつもブログを読んでくださっている方、ありがとうございます!(感謝感謝)
みなさまの日々のおもしろコンテンツとして昇華できるよう頑張りますので是非完成まで追ってもらえると幸いです。

設計編 エスキースを終えたかと思いきや・・・

今回のブログは単純に施主としてどうすべきかについて。
迷走期間に入りましたので自分自身の頭の中を整理するためにも文字に書き起こしたいと思います。

住宅を購入する際の大きなポイントとしては3つあるかと思います。

1.資金計画(ライフプラン)を含めて
2.間取り・デザイン
3.住宅性能

この3点についての現状の悩みとツラツラと書いていこうかと

1.資金計画

最も現実的な話題ではないでしょうか
実際村上市内で「土地」+「建物」を購入する場合だと、建築総額がおおよそ3000万円前後というのが一つの目安になるかと思います。
例にもれず私もサラリーマンとして勤務しているパンピーなので住宅系インスタグラマーがよくUPしている豪邸はとても手が届かない訳であります。

「でも土地は田舎なんだから格安なんでしょ

と思ったそこのあなた

格安の土地にはそれなりの理由があります。

・転売の利用価値(資産価値)がない
→木造住宅の減価償却は22年ですがまず間違いなくド田舎の土地・建物を中古住宅として購入する方はいないでしょう。なので資産価値の低い土地で家を建てることは家族への貢献と自己所有欲を除けば「借金を背負うだけ」の行為となりがちです。
しかしこの「家族への貢献」と「自己所有欲」を満たしたいというのがもっとも大切で尊い行為とも考えます。
わたしは資産価値など気にせず、自分の生まれ育った土地で子供たちの教養を育みたいと考えていますのでこれは無問題。

・造成工事費用や測量・登記費用が余分にかかることが多い
これらに関しては以前のブログにも記載した通り、明確な境界が出ていなかったり、上下水道のライフラインが整備されていない・もしくは古い、土地に高低差があり造成工事が必要、などの問題をクリアしなければなりません。
ちなみに私が建築計画している土地はこのすべてに該当します。
ですので住宅を建てられるようになるまでにそこそこ立派な費用が掛かるわけです。

上記に記載した事柄により、やはり間取りを好き勝手デザインできるほどの予算はないというわけですね・・・

 

2.間取りとデザイン

正直言うと、やりたいことがありすぎる
moneyがいくらあっても足りません。
恐らく今まで担当してきた私のお客様も同じ感情だったはずで、設計する私もその気持ちをなるべく汲み取りながら出来ることをご提案してきたつもりですが
自分の家となるとだれも私に意見してくれないのでもうめちゃくちゃです。

お金があるならみんな海外セレブみたいな家建てますよね。サウナあってプールあってバーカウンターあって

その「欲」をこらえて「現実」と真正面から向き合って自分自身との戦いに勝つことが自邸建築の本質な気がしてきました。。。
もう著名な設計事務所や建築家の本を読みすぎて完全に迷宮入りしてます。

まずは自分の予算で何ができるのかピックアップして本当に必要なものを見極める修行に入ります。年末にはプラン完成させます(宣言)
乞うご期待

3.住宅性能

これに関しては一切妥協せず予算を注ぎ込みます。
9月に弊社でOPENした緑町モデルハウスは耐震・断熱共に現行基準最高の性能を満たしていますが、同等以上の性能を確保します。

そこにプラス@の要素として今動き始めているのが、「持っている山の杉の木を伐りだして使っちゃお計画」です。

実は今日林業・製材の関係者と打ち合わせをしてきました。
亡祖父、貝沼忠治の頃に管理していた樹齢60~80年程度の自己所有山林があるのでなんとか使用できないかと模索していたところでしたが、思ったより早く話が進みそうです。
これにより究極の地材地建が実現できるわけですね。
乾燥期間が必要なので構造材への採用は難しいかもしれませんが、羽柄材・外壁用の杉板はなんとか確保して有効活用したいと考えております。
じいさんからすれば物凄い孝行な孫ですよね。えらい。

こちらは実家すぐ近くで伐採した杉の木です。
昔は嫁入りの前にこの辺の木を1本切って売れば嫁入りタンスが買えたぐらい良い木のようです。

次回予告

迷走期間に入りましたので来週何をしているのか自分自身わかりません。
ただそれも物凄くリアルなブログなんじゃないかと。。。

ただ1つ間違いないのは「家族のために借金して住まいを購入・維持していくお父さん・お母さんはかっこいい」

また来週!

記事概要

R7.10月末の入居を目指して、皆様に情報をお届けしながら、共に有意義な住まいづくりを進めていければ幸いです!

シリーズブログとして1~2週間に1回程度の更新を続けていきますので宜しくお願い致します。

㈱新和建設 設計部 貝沼

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株式会社 新和建設
本社:〒959-3406新潟県村上市下助渕794-1
TEL:0254-66-7833
お問い合わせはお電話または下部メール相談から!
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PROFILE

この記事を書いたスタッフ

貝沼 滉暉
貝沼 滉暉
貝沼 滉暉
貝沼 滉暉
営業~設計~現場まで幅広く担当!みなさんの「こころに響く住まいづくり」をご提案できるようにがんばります。