「間取りのイメージを膨らませる」設計スタッフ 貝沼の自邸建築ブログ~最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュな住まいづくり~ vol.9
- 貝沼 滉暉
- 設計スタッフ 貝沼の自邸建築ブログ
- お知らせ
こんにちは!
設計部の貝沼です🎸
今回は設計編
「間取りのイメージを膨らませる」
ただ間取りを作ってハイ終わり!
そんな簡単なものではないことをこのブログを見ている方たちはよく分かっていると思います・・・
・将来的な家族構成はどうなっていくのか
・炊事・洗濯など多岐にわたり日々こなしていく家事に必要な家電類は何か
・隣地の状態は今後どうなっていくのか(日射が遮られるような建物や隣に家が建つ可能性があるのか)
などなど
間取り以外にも周辺への配慮や将来的な変化を見越して間取りという「骨」にデザインや家具・家電などの「肉」を足していく必要があります。
本日は「肉」の部分に当たる検討を少ししてみたのでご覧いただければと思います!
それではレツゴ
LDKのイメージを膨らませる
前回作成したエスキースという「骨」の部分により生活のイメージ「肉」を付け足してみました。
こんな感じですね!
小さくて見えずらいかもしれませんが電子レンジや冷蔵庫、トースターなどの家電を配置しています。
あとは家具の配置検討
窓から見たい景色はなんなのか
この辺りを間取りに落とし込んでいきます。
今回はLDKの一部に土間を採用して薪ストーブを設置する案を検討してみました。
あとはシンメトリー形状の切妻
基本的には構造が綺麗にシンプルに見えるように常に考えていますが、やはり構造が綺麗だと
許容計算も非常に楽になり、耐震面での安全性が高まること
そしてシンプルで美しいデザインが組みやすいですね!
設計のこだわり
「中間領域」
こんな言葉を聞いたことがあるでしょうか??
設計をする上で重要なポイントの一つです。
「中間領域」とは内部空間と外部空間が緩やかに繋がること
昔の日本家屋だと「濡れ縁」や「縁側」そして季節によって移ろう「庭」がこれに該当します。
障子や網戸を開け放てば室内と外部空間が一体となる様のことですね。
旅行などでこのような場所に行くとなぜか落ち着き、安らぐ感覚を得ることができるのは
先人たちの秀逸な設計によって成り立っています。
今回の自邸プランでは周囲に田園風景や森林、実家の庭が広がっている環境で
如何に室内空間から外の空間を取り込むか
それによって窓の配置や高さを検討しています。
・LDKのソファに座った時、目線はどこに抜けるのか
・キッチンに立っている時に見える景色は
・ダイニングで食事をする際の景色は
こういったことを考えながら間取りに「肉」を付け足していきます!
まとめと次回予告
今回は設計計画を深堀した内容となりました。
実のところ良い住まいかどうかはエスキースでほぼ決まってはくるのですが、やはりデザインや中間領域をどのように作り込むか。
これらに関しては「肉」の部分となるのではないでしょうか
次回は採用したい窓や建材(フローリング・羽目板・壁紙)などについて記事を書いていこうと思います👌
また次回!
記事概要
R7.10月末の入居を目指して、皆様に情報をお届けしながら、共に有意義な住まいづくりを進めていければ幸いです!
シリーズブログとして1~2週間に1回程度の更新を続けていきますので宜しくお願い致します。
㈱新和建設 設計部 貝沼
=============================
株式会社 新和建設
本社:〒959-3406新潟県村上市下助渕794-1
TEL:0254-66-7833
お問い合わせはお電話または下部メール相談から!
=============================
この記事を書いたスタッフ

