「vol.1 会社沿革」こころに響く住まいづくり~SHINWAの住まいづくり 徹底解説シリーズ~
- 貝沼 滉暉
- SHINWAの住まいづくり-徹底解説シリーズ-
- お知らせ
こんにちは!
設計の貝沼です。
こちらのブログではSHINWAの住まいづくり 徹底解説シリーズとして毎週更新していきます。
第一回は、「新和建設の歴史」
会社の起こりから現在に至るまでの変遷を解説致します。
1.大工としてのルーツ
元々は旧朝日村三面地域の堀野という集落にて私の祖父.貝沼忠治が大工業を営んでいたことが始まりです。
当時の大工というものはまさに「棟梁」という言葉の通り、製材~設計・墨付け・刻み~上棟~竣工までを1人でこなすまさに木造建築のプロフェッショナルでした。
狭い地域の中でも年間2~3棟の住宅を請負施工することで1年間飯が食える。というのが昭和の大工の常識でした。
冬に木材を刻んで、雪のない時期に建前をする。上棟式ではお酒を飲んでみんなで祝う。仕事終わりには上がり酒。ねじり鉢巻きと釘袋にはタバコ。仕事は軽トラで、休日はセダンに乗ってパチンコへ。
わたしが幼少期に見た「大工」は非常に男臭くそれでいて地域の人に信頼・尊敬される。非常に魅力的な仕事に映ったのを鮮明に覚えています。
少し話は脱線しましたが、この頃はいわゆる「在来住宅」※木造入母屋造りの土壁、杉の下見板貼りの家を請負い、施工していました。
※写真はイメージです
2.断熱住宅(外貼り断熱工法)との出会い
1989年に有限会社 新和建設を設立
1991年に村上市今宿(国道7号線沿い)にモデルハウス「茜」をOPENしました。
このモデルハウスが弊社初となる断熱住宅の施工でした。
平成3年当時は断熱や気密、換気計画に対する理解や取り組みは全国的にも非常に少なく、「断熱材で家を囲うなんて家が腐る」なんて周りから言われたこともあるとかないとか。。。
しかし時代の流れは確実に断熱化に動いていき、高気密高断熱住宅は今では当たり前の施工となりました。
1999年には株式会社 新和建設に組織変更
※当時のカタログ一部抜粋 木製窓を採用した自然志向の住まいづくりを提唱していました
その後現在に至るまで一貫して「外貼り断熱工法」そして高性能住宅の追求を続けています。
3.㈱新和建設のいま
2025年で創立37年目を迎える弊社では、自社大工20名を雇用し「こころに響く住まいづくり」を追求し続けています。
高卒18歳が1名
高校卒業後、大工見習として20歳の子が2名
若い人材の育成にも精力的に取り組んでいます。
ルーツとして「大工」があるからこそ、職人の仕事に手を抜かず、より良いものを求めて提供し続けることが必要だと感じております。
そして2024年9月には新モデルハウスを村上市内にOPEN
住まいづくりへのあくなき探求心を詰め込んだ住まいとなっていますので是非ご覧ください。
▶モデルハウスについての詳細はこちら👆
次回予告
大工さんの仕事について、徹底解説!
・自社大工のメリットとは
・請負とはなにが違うのか
・仕事内容は??
・弟子や修行の期間ってどんな感じ??
などなど現場で働く大工さんにフォーカスします!
毎週更新しますので是非ご覧ください!