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「vol.4 断熱・気密編⓵」~SHINWAの住まいづくり 徹底解説シリーズ~

  • 貝沼 滉暉
  • SHINWAの住まいづくり-徹底解説シリーズ-
  • お知らせ

こんにちは!
設計の貝沼です。
こちらのブログではSHINWAの住まいづくり 徹底解説シリーズとして随時更新していきます。

第4回は「SHINWAのこだわり 断熱・気密編」
マニアックな内容も増えてきますがお付き合いのほどよろしくお願い致します!

1.SHINWAのこだわり

SHINWAは平成3年よリ「外張り断熱工法」を採用し、当時ではまだ珍しかった断熱住宅をいち早く県北エリアで普及し続けていました。
当時この地域ではまだまだ在来工法の大きな入母屋作りの和風住宅が主流だったこともあり、周りの建築関係者からは、
「断熱材で家を覆うなんて、木が腐るだろう」
「隙間のない家(気密性の良い家)なんて風が通らなくて室内の空気が淀むんじゃないか」
こういった意見が多くあったのも事実のようです。
しかし実際に弊社で「高断熱・高気密住宅」を建てていただいたお客様から口コミが広がり、その快適性がこのエリアにも多く知られるようになりました。
現在では当たり前のように宣伝文句として謳われている「高気密・高断熱」とはこういった各地域の設計事務所及び工務店の努力によって形成されてきたのではないでしょうか

上記の写真はつい先日訪問させていただいた弊社OBのご自宅です。
築年数は「26年」なので平成10年竣工の住宅となります。
外観から見てわかるように当時主流であったアルミ単板ガラスのサッシではなく断熱性の高い樹脂サッシを採用しているのが分かります。
訪問ついでに暮らしぶりをお聞きさせていただいたのですが、非常に快適に過ごすことができているとの事で、仕事冥利に尽きる思いでした。

現在のSHINWAの断熱はどんな感じ??

2025年現在では標準仕様として
「断熱等級6以上 4地域におけるUA値0.34以下」
を推奨しております。
こちらが断熱等級のランク一覧です。

今年の春に改正予定の建築基準法では、耐震・断熱についての項目が大幅に変更となります。
2030年には長期優良住宅仕様が標準化されるだろうとの推測もあることから弊社では2050年になっても通用する性能を提案させていただいています。
先ほどの写真が26年前の住宅
現在の断熱等級に置き換えるとUA値0.5前後、4地域で断熱等級4〜5の建物となり現状の法律にも適合しています。
やはり先々の流れを見据えて先手を打っておくことは会社だけでなく、施主様の安全を守ることにも繋がるのだと考えています。

そもそも断熱材ってどんな種類があるの??

断熱材の種類とその施行方法は多岐に渡ります。
工法としては
・外張り断熱工法
・充填断熱工法
・床断熱
・基礎断熱
に大きく分かれます。
断熱材の種類として
・硬質系断熱材(旭化成ネオマフォームなど)
・繊維系断熱材(グラスウールと呼ばれる製品。アクリアや太陽SUN Rなど)
・吹付発泡断熱材(アクアフォームなど)
これらの工法と断熱材を正しい知識で組み合わせて、正しい施行をすることが最も重要となります。

弊社では「断熱等級6」を実現するために
「外張り断熱工法+充填断熱+基礎断熱」を採用しています。
いわゆる付加断熱というものです。
実際に外張り断熱のネオマフォームを施工している弊社若手大工(20才)の写真です。


説明しきれないほど奥が深く、正しい知識を持ってご提案するために日々勉強の毎日ですが
やはり一番大事なのは施行する職人です。

PCで数値を計算して性能が良くても、それら物質の特性を理解しないと正しい施工ができずに机上の空論となってしまいます。

そのため弊社では創業当時より自社大工を雇用し続け、毎月勉強会を開催し正しい知識を持って施工するよう心がけています。

まとめ

ご覧になったように断熱はとっても奥が深く難しく感じる内容が多くなっています。
我々はやはり住まいのプロとして正しい知識でお客様の大切な住まいをお届けすることがミッションだと考えていますので日々勉強しながらこの県北エリアでの最適解を探求し続けます!
昨年末に竣工したUA値0.31の平屋住宅の竣工写真を貼っておきます。
こちらの住宅は高い断熱性能で床下エアコン1台での冬季暖房を実現しています。

次回予告

SHINWAの断熱・気密へのこだわり

30年以上断熱・気密施工を追い求め続けてきた弊社のこだわりを徹底解説!
恐らく回を追うごとにマニアックさをましていくであろう本シリーズ...
これから住まいづくりを検討している方にとっては間違いなく有益な情報をお届けできると思います。
今回の断熱・気密シリーズはまだまだ序章。
いったい何回目まで続くのだろうか

随時更新しますので是非ご覧ください!

PROFILE

この記事を書いたスタッフ

貝沼 滉暉
貝沼 滉暉
貝沼 滉暉
貝沼 滉暉
営業~設計~現場まで幅広く担当!みなさんの「こころに響く住まいづくり」をご提案します!